
「SMがしたい」と思ったとき
「大声では言えないけれど、実はSMに興味がある……」
もしかすると、あなたもそうでしょうか?
とはいえ、いざ「SMがしたい!」と思っても、最初は何から始めたらいいものか、どうやって相手を探したら良いものか、なかなか分からないもの。
そこで今回の授業では、SMの魅力・基本的なやり方・プレイ内容などを徹底解説していきます。
SMってなに?
サディズムとマゾヒズム
SMとは、サディズムとマゾヒズム。
加虐性愛と被虐性愛を組み合わせた言葉です。
簡単に言うなら、ヤる側とヤられる側ですね。
SMプレイとは、このサディズムとマゾヒズムのお互いの欲求を満たし合うセックスのジャンルを指します。
アブノーマルな世界!?
SMというと、
- 鞭
- 縄
- 蝋燭
などのアイテムが思い浮かぶかもしれません。
もちろんそれもSMの一種なのですが……SMの世界には、それだけではなく、まだまだ素敵なプレイがたくさんあるのですよ!
SMがしてみたい心理とは?
普通のセックスでは満たせない欲求が満たせる!
あなたは、セックスとは何を目的として行うものだと思いますか?
「ただの性欲の解消……」と思うかもしれませんが、
- パートナーシップを深める
- ストレスの解消
- 子作り
など、セックスには様々な目的や効果があります。
SMプレイは、通常のセックスでは満たすことができない欲求を満たすことができるため、密かに人気のあるセックスジャンルなのです。
SMプレイで満たせる欲求
【S側が満たせるもの】
- 支配欲
- 征服欲
- 加虐願望
【M側が満たせるもの】
- 被支配欲
- 被征服欲
- 被虐願望
こうした欲求は、普通のセックスではなかなか満たすことができません。
特に、パートナーとのセックスが淡白だと、こうした欲求を持て余してしまうため、SMなどのアブノーマルな世界に興味を持ちやすいかもしれません。
ホルモンにも関係している!?
よく、「女性はみんなM」などと言いますが、実は征服欲と被征服欲は、男性ホルモンと女性ホルモンに関連していると言われています。
『挿れる側』と『挿れられる側』という身体の作りを考えれば。
男性ホルモンに「支配したい」という欲求があり、女性ホルモンに「支配されたい」という欲求があるのは、種の保存のために必要なシステムと言えますね。
SMプレイにハマる人は多い
こうした理由から、SMプレイにハマる男女は意外と多いです。
- 「最初はノーマルだったけど、彼氏に誘われて始めたらハマった」
- 「嫌がられそうで言えないけど、彼女を縛ってみたい」
- 「SM掲示板でパートナーを見つけてセックスを楽しんでいる」
こういう声は、数多く聞かれます。
アブノーマルなイメージがあるSMですが、興味を持っている人は多いのです。
ソフトSMとは?
最初はソフトSMがやりやすい
あなたは「ソフトSM」という言葉をご存知でしょうか?
これはその言葉の通り、ソフトなSMです。
- おもちゃの手錠で拘束する
- 目隠しをする
- バイブやローターを使う
こういったソフトなSMプレイはセックスでも取り入れやすいため、SMに興味があるカップルが最初に挑戦したり。
あるいは、片方がSMに全く関心がない場合などに行われます。
関連記事ソフトSMとは?「やってみたい」と密かに女性に人気のプレイ3つ
ハードSMとは?
「ソフトSMがあるなら、ハードSMもあるの?」と思うかもしれませんが、「ハードSM」という表現はあまり一般的ではありません。
そもそもSMプレイ事態(鞭打ちや蝋燭など)がハードなイメージがあるため、わざわざ「ハード」とは付けないのです。
SMの中でもハードな部類はある
とは言え、SMプレイの中でもハードな部類に属するものはあります。
このサイトでは詳しくは触れていませんが、肌を傷つけたり性器にピアスを付けたり……というプレイも存在します。
調教とは?
SMプレイと調教の違いって?
SMについて調べていると、「調教」という言葉をよく見かけますよね。
でも、「調教ってなんなの?」と思いませんか?
調教とは、簡単に言うならSMプレイの中で行われる前戯のことです。
「躾」「お仕置き」などの言葉が使われることもありますが、挿入以外でお互いの欲求を満たすための行為ですね。
M側を屈服・服従させること
SMプレイは、加虐欲求や支配欲求、被虐欲求は被支配欲求を満たし合うプレイのこと。
Sがアダルト玩具などを使い、Mを責めることで、そうした欲求を満たし合うのです。
もちろん、SMプレイはお互いが同意の上で行うものなので、『服従』というのはあくまで表面的なものです。
ただ、そうしたシチュエーションを作り出し、その世界に入り込んでプレイを楽しむ。
そこに、SMの魅力がある訳ですね。
SとMと男女の関係は?
Sはご主人様・女王様
SとMはそれぞれの性的嗜好なので、特に男女の決まりがある訳ではありません。
男性の中にもMはいるし、女性の中にもSはいます。(当サイトは校長がSなので、S男性M女性向けの記事がほとんどです)
そしてS側に対しては「ご主人様」という呼び方をして、雰囲気を出す場合が多いです。
女性がSの場合は「女王様」という呼び方もしますね。
名前に「様」をつけるのもメジャーかもしれません。
Mは奴隷
Sの呼び方に対して、Mの呼び方は沢山あります。
よく使われるのは、
【M男性】
- ブタ
- 奴隷
- 変態
- フニャチン野郎
(例)「さっさと舐めなさいよこのフニャチン野郎!」
【M女性】
- 名前を呼び捨て
- 奴隷
- 変態
- 淫乱
- 肉便器
- 雌ブタ
(例)「肉便器らしくさっさと咥えろ!」
呼び方はプレイの雰囲気を出すための演出。
「Mっぽさ」が出れば、何でも良い訳ですね。
代表的なSMプレイ
言葉責め
言葉責めとは、変態的な言葉を言ったり言わせたりして楽しむプレイのことです。
先ほど紹介した『名前の呼び方』も言葉責めの一種ですね。
S側が「こんなにオマンコを濡らして、○○は本当に変態だな」などと言って辱めたり。
「もっとオマンコを虐めてくださいと言ってごらん?」とM側にセリフを言わせたりして楽しみます。
ローター・バイブ責め
通常のセックスやオナニーでも使われるローターやバイブも、SMプレイでよく使われます。
- 手足を拘束してバイブで責める
- ローターを乳首やクリトリスにテープで貼り付ける
- 目の前でバイブでオナニーさせる
こうしたプレイがメジャーです。
電マ責め
SM系の動画でもっともよく見かけるのが、電マを使ったプレイかもしれません。
使い方はバイブやローターを同じなのですが、振動がより強烈なためMを激しく責めることができます。
SMプレイではクリトリス責めなどによく使われますね。
拘束・緊縛
SMプレイの代表格と言っても過言ではないのが、拘束や緊縛。
ちなみに拘束と緊縛の違いは、道具を使うか縄を使うかの違いです。
手錠・椅子・ギロチンなどの道具を使う場合は「拘束」、
縄を使ってしばりあげる暴いは「緊縛」と言う場合が多いですね。
ただ、緊縛の方がより拘束がキツい印象があります。
鞭打ち
「SMと言ったら鞭!」と思う人も多いかもしれません。
SM用の鞭は、乗馬鞭などと違い音は大きく出るけれど、肌に跡が残りにくいように作られています。(物にもよりますが……)
意外かもしれませんが、身近なものだと定規でも代用できますね。
蝋燭
SM用の蝋燭は「低温蝋燭」と呼ばれているもの。
これはその名の通り、低温で溶ける蝋燭です。
だいたい40度と言われていて、火傷のリスクが低いのが特徴です。
ちなみに、蝋燭は垂らす位置によっても体感温度が変わります。
肌に近い位置で垂らせば熱いし、逆に肌から離せばその分ロウが冷めるので刺激が和らぎます。
アナル責め
アナル責めもSMプレイの中では意外とメジャーかもしれませんね。
- 性器よりも羞恥心を煽れる
- 背徳感がある
- アブノーマル感がある
こうした理由で、刺激を求めるSM好きには人気があります。
本格的に玩具で責めなくても、バックスタイルで挿入しながら指で責めたり。
アナルを舐めて辱めたり、逆に舐めさせて征服欲を満たしたりします。
浣腸
本格的なアナルプレイを楽しむためには、浣腸をする必要があります。
「今日はアナル調教をするから」と伝えてM側に事前に浣腸をしておいてもらう場合もあれば、プレイの一貫として目の前で浣腸をさせる場合もあります。
SMプレイをする方法
場所探し
SMプレイをするには、まずは場所を探す必要があります。
どんなプレイをしたいかにもよりますが、
- 大型の拘束具を使いたい
- 蝋燭や浣腸プレイを楽しみたい
- 鏡を使ったプレイがしたい
こうしたプレイを希望する場合、それ専用に作られたSMルームを使用するのが良いでしょう。
手錠などを使った軽い拘束プレイなら、通常のホテルでも充分に楽しめますよ。
パートナー探し
SMプレイをするには、パートナーを見つけなければなりません。
おすすめなのは、ネットを使ってパートナー探しをすること。
SMは、その性的嗜好を周りの人に言えない場合が多く、意外と『普通の女子大生』や『普通のOL』がネットを利用してSMパートナーを探しています。
調教マニアや愛奴隷
は無料で利用できるので、SM好きな男女に人気がありますよ。
プレイ内容確認
パートナーを探す際には、お互いがやりたいプレイ内容を確認しましょう。
一言にSMと言っても様々なプレイがあるし、SMプレイだからと言って、何をしても良いわけではありません。
- 言葉責めを沢山したい
- アナルはNG
- メールでの調教が良い
など、お互いに要望を出し合いながら、満足できる相手を見つけて行きましょう。
道具を揃える
パートナーが決まったら、プレイに必要な道具を揃えましょう。
ホテルによっては道具を貸し出していますが、自分で用意した方が衛生面では良いですね。
- 拘束具
- 電マ
- バイブ
- 乳首クリップ
- ボールギャグ
この辺りを揃えておけば、基本的なSMプレイは充分に楽しめるでしょう。
信頼関係を築く
SMプレイでは、信頼関係が大切です。
信頼関係がないとM側はS側の責めに身を委ねることが出来ず、プレイが盛り上がらないからです。
そういう意味で、プレイの前後は相手に対して誠実に接することが大切です。
セーフワードを決める
最後に、プレイを始める前にセーフワードを決めましょう。
SMプレイでは、「嫌」「やめて」「本当にダメ」などの言葉は喘ぎ声のようなもの。
セックスを盛り上げるスパイスです。
だからこそ、本当に辞めて欲しいときの言葉を決めておく必要があります。
- 「ストップ」
- 「エンド」
- 「リミット」
など、普段のセックス中にはあまり使わない言葉を設定しましょう。
SMプレイに関するまとめ
SMプレイをさらに楽しむコツ
いかがでしたか?
SMプレイを実際に行う前には、動画などで予習をしておくと良いでしょう。
また、ロープや拘束具はいざ使おうとしたら使い方が分からない……なんてことにもなりがち。
できれは事前に練習しておくのが望ましいです。
SMバーに行くのもあり
また、SMに興味がある場合にはSMバーを利用するのも良いでしょう。
お店でSMの世界を満喫出来る上、運がよければその場でパートナーを見つけることが出来ます。
専門的な知識も増えるので、まずはそこから初めて見ても良いかもしれません。
本文中でも触れましたが、「調教SMプレイがしたいけど……相手がいない!」という紳士淑女には、完全無料で相手を探せる調教マニアや愛奴隷
がおすすめ。
あなたにピッタリのパートナーを見つけて、素敵なSM調教を楽しんでくださいね。
お読みいただき、ありがとうございます。あなたのSMライフが充実しますよう、お祈りしております。
では、またの授業でお会いしましょう。