レイラは、海賊たちをキッと睨みつけると、震える声で、しかし勇ましく宣言した。
「私は、あなたたちのような野蛮人に決して屈したりはしないわ!」
その言葉に、海賊たちが馬鹿にしたような笑いを返す。
「世間知らずの王女様は、自分が置かれた状況が分かっていないらしい……。オイ、そんあ減らず口が叩けなくなるように調教してやろうぜ」
一人の海賊が、そんな言葉とともにレイラに馬乗りになってきた。それを合図に、他の男たちもレイラに群がり、手を伸ばす。
「くっ……!」
レイラは必死に身をよじって抵抗するが、一国の王女が、海の荒くれ者に力で敵うはずがない。男はレイラの豊満な乳房に手を伸ばし、両手で思い切り鷲掴みにした。
「やめなさい……!この変態……っ!」
レイラはあまりの出来事に愕然としながらも、毅然とした態度を崩さない。しかし男たちから見ると、この哀れな美少女は、もはや滑稽ですらあった。
顔に傷のある男が、レイラのスカートを捲り上げ、下着に手をかける。
「いやっ!」
レイラは足をバタつかせてるが、抵抗も虚しく、男は一気に、下着を膝のあたりまで引き降ろした。ビリビリと布が破ける音がしたので、下着か、あるいはスカートが裂けたのかもしれない。
「おぉ……これが王女のオマンコか……」
「スゲェ……」
レイラは、あまりの羞恥と屈辱、そしてこれから行われるであろう出来事にうち震えながらも、必死で気丈な態度を保とうとした。しかしどうしても、足が腕がガタガタと震えてしまう。
海賊たちはそんなレイラをますます追い詰めようと、性器を指で広げ、口々に卑猥な言葉を投げかけた。
「ひどい……このケダモノ……っ!」
「王女様、そんなこと言ってるとますますひどい目にあうぜ?いい加減態度を改めたらどうだ?」
大柄な男がそういったとき、どこかで、「ドーン」という大砲の音がした。
「なんだ!?」
「追手か!?」
海賊たちは甲板のあちこちに散り、状況を把握しようとする。
レイラはその一瞬の隙をついて体を起こし、走り出した。そして……